発覚から入院までの一か月間1 ~苦悩~【卵巣嚢腫ブログ】

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発覚から入院までの一か月間1 ~苦悩~【卵巣嚢腫ブログ】

2016.01.29 自宅

前日の診察以降、毎日のように涙を流していた。
事実を伝えるのがつらくて、夫にも両親にもやんわりとしか診察結果を伝えられなかった。
みんな詳細に聞いてはこず、私の心情を察してくれたようだった。

手術日は3月15日と言われた。
結局MRIを取ってから手術まで、一か月以上も期間が空いてしまうことになった。

 
その間たくさんの悩みが頭の中をぐるぐる巡った。
 

まず、一番心配だったのが将来子供を産めなくなってしまうのではないかということだった。
万が一大きい嚢腫が両方の卵巣にできていたら、そして両方とも卵巣を摘出してしまったら、子供は産めるのだろうか。
前回の診察の時に質問できればよかったのだが、状況を飲み込むことで精一杯だった。
でも手術でお腹を開いてみるまで嚢腫の様子がわからないと言われているから、今の段階で先生に質問しても無駄かもしれない…。

そして傷跡についても心配だった。
開腹手術でへそ下を15㎝程を縦に切ると言われた。
また、嚢腫が大きすぎる場合にはへその上も切るかもしれないとのことだった。
一応まだアラサーだし、水着を着る機会もあるし、温泉にも行きたいし…
と考えていた私にとって、この切り方もショックだった。

このような不安を抱えセカンドオピニオンをするかどうかも非常に悩んだ。
私が通院しているのは施設も新しく、かなり大きな国立病院だ。
自宅からも車で5分程で通え、看護師さんも優しいし、主治医の先生もちゃんと話を聞いてくれる。
環境的には全く申し分のない病院だった。(食事がまずい以外は…)

“嚢腫は片側だけにできていて、将来の妊娠出産には問題ない”
という言葉が一番欲しかった。
しかし「切ってみないとわからない」と言われている以上、他の病院に行って何がわかるのだろうか。
また万が一セカンドオピニオンをして、そっちの病院で手術…ということになるとただでさえ遅いと感じた手術の日程が更に先延ばしになることも懸念された。

診断から1~2週間はこのようなことをずっともやもやと悩んでいた。
しかしとにかく気が滅入っていて、具体的な行動を起こす気力が湧かなかった。

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