入院1日目 ~病室について~【卵巣嚢腫ブログ】

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入院1日目 ~病室について~【卵巣嚢腫ブログ】

2016.03.13 入院1日目

13時前に病院に行き、時間通りに受付を終えた。
年末年始にも同じ病院へ入院していたため、手続きはいたってスムーズに終わった。

自分のベッドにつくとすぐに採血が行われた。久しぶりの注射に少し緊張したが、点滴を入れるための注射より全然痛くないことをすぐに思い出した。

部屋は4人部屋で、私が入ると満室になった。
下剤を飲んだ際に部屋のお手洗いを占領して迷惑をかけてしまわないか心配に思っていたが、フロアのお手洗いが一番近い部屋でもあった。

…ひとまずは安心だ。

前回の「人生初入院」では実験のような気分で、入院前半は個室に入り、後半からは大部屋に移った。
個室の場合は、他人を気にせず自室のように過ごせるという大きなメリットがあるが、もちろん個室の利用料金がかかるのは覚悟しなければいけない。
逆に大部屋の場合は余計な費用はかからないが、周囲が気になるというのがデメリットだと感じた。

入院患者にも色々な人がいる。
声が大きい人、独り言が多い人、もちろん周りに気を遣えるような状態ではない人だってたくさんいる。
いくら気を遣ったって、夜中に点滴交換が必要な時、早朝に我慢できないほど傷が痛む時、自分の思いとは裏腹に同室の人を不快にさせてしまうことだってある。

この日、隣のベッドのかたが今後の治療の説明を受けていた。
先生から説明をこの場でするか、別の場所にある個室でするか聞かれていた。
彼女は「面倒なのでここでいいです。」と答え、その場で説明が始まった。
大部屋はカーテンで目隠しこそできるが、他人の声は筒抜けだ。
説明の内容は他人と言えども気が滅入るような内容で、部屋にいるのがつらくなりラウンジに移動した。

今思い返すと、この時はまだ自力で動けたから良かった。
しかし術後の身動きが取れない状態で同じ状況に出会っていたら…その場から逃れることもできず、不必要につらい気持ちになっていたのではないかと思う。

病は気からとよく言われるが、自分自身の経験からも心の状態が体に及ぼす影響は大きいと感じている。

私はもともと色々なことが気になってしまう性格なので、少しでも悩みのタネは減らしておきたいと思い今回の入院では個室を希望していた。
しかし入院時に個室が満室だったため数日間大部屋で過ごした。
術後すぐの時期は体調的にも精神的にも本当につらかった。
つらさの山場を越えたあたりで個室に空きが出たと連絡があり、すぐに移動した。
移動してからは周りを気にせず治療とリハビリに専念できたし、精神的にも穏やかに過ごすことができ、回復も早くなったような気もした。(事実、退院予定日は4日も早まった)

私が入院した病院では個室の料金は1日約7500円~となっており、私にとっては決して安くはない金額だ。
しかし自分の性格や治療の種類などを考慮すると、決して高くはない治療費だとも感じた。

そんなことをもやもやと考えた入院初日であった。

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