退院後の様子 ~2週目~【卵巣嚢腫ブログ】
2016.03.30-04.05 実家→自宅
3月30日(水) 退院8日目
昨日たくさん歩けたので、今日も少し遠出してみようかということで母と散歩に出かける。
しかし昨日とは違い、10分くらいで猛烈にお腹が痛くなる。
冷えた時のような痛さだった。
気持ちも悪い。
とりあえずトイレに行きたい…けど周りには民家しかないし、最寄りのトイレまで歩けるような状態でもない。
幸いバス通りだったが、次のバスが来るまであと8分あるらしい。
この状態で8分も待つなんて考えられないほどの腹痛だ。
バス停までなんとか歩くも立っていられずに座り込む。
血の気がどんどん引いていく。
何度もバス停の目の前のお家にお手洗いを借りることが頭によぎる(とんだ不審者だ…)
究極に長い8分だった。
母に腰をさすってもらいながらなんとかバスに乗る。
痛すぎて「はぁはぁ」と勝手に声が出てくる。
なんとか家に辿りつき、トイレに駆け込むもお腹を下したわけではなかった。
しかし生理でもないのに出血。
生理時以上に出血がある場合は病院に連絡するようにと言われていた。
幸いそこまで大量では無かったので様子を見る。
耐えがたい痛みは出血のせいだったのだろうか。
ここまで順調に治ってきていたのに…昨日今日で動きすぎたのか…。
不安と痛みを抱えながら残りの一日中ベッドで過ごした。
3月31日(木) 退院9日目
前日のような酷い腹痛はおさまったものの、出血は続いていた。
長時間散歩をしたり、重い物を持ったり(デスクトップPCを買い替えたので入れ替え作業をしていた)と、調子に乗って動きすぎてしまったのがいけなかった気がする。
今まで順調に回復していたのに、一気に振り出しに戻ったような気分だった。
自分が思っている以上に慎重に様子を見なければいけないのかもしれない。
一日の大半をベッドで大人しく過ごす。
4月1日(金) 退院10日目
4月が始まった。
会社にいたら新年度に少しそわそわしていただろうか…と思いを馳せる。
年末に入院して以来、社会から遠ざかってしまっていることに少し焦りを感じた。
しかし焦っても体調は良くならない。
「思っている以上に慎重に」を胸に、少しだけ母と散歩に出かけた。
近所の桜は7分咲きくらいに咲いていた。
週末には満開になりそうだ。
4月2日(土) 退院11日目
安静にしていたのが功を奏したか、出血は止まっていた。
夜、夫に迎えに来てもらい自宅へ帰る。
1週間ぶりの自宅に入ると、今度はきれいに掃除がされていた…笑
4月3日(日) 退院12日目
桜が満開で見頃を迎えたと朝から何度もテレビで流れていた。
今の家に引っ越してきて初めての春を迎えたが、近所に想像以上にたくさん桜の木があったことを、花が咲いて初めて気付いた。
我が家の周りの桜もしっかり満開になっていた。
パンを買って桜並木のベンチで食べ、その後は桜のトンネルをドライブした。
あまりにもきれいで、何度も同じ道を通ってもらった。
花見の後は、空っぽになっていた冷蔵庫を補充するべく買い物に出かけた。
いつも何気なくしていた買い物なのに、ものすごく疲れた。
スーパーの野菜売り場から惣菜売場までが遠く感じた。
まさかスーパーでこんな感覚を味わうとは…
4月4日(月) 退院13日目
掃除・洗濯と様子を見ながら家事をこなす。
傷も何かに触れない限りほとんど痛むことはなくなった。
家事をする分には問題無いようだ。
久々に食事も作る。
痛みは無いが、すごく疲れた。
体力はどうやったら戻るのだろうか…
4月5日(火) 退院14日目
ここのところ曇りや雨が続き天気が悪い。
この日も朝から雨が降ったりやんだりの天気だった。
外に出る気にはならなかったが、家の中のことを一通りこなした。