開腹手術後の生理について【卵巣嚢腫ブログ】
手術してから2回生理がきた
2016年4月末現在、卵巣嚢腫の開腹手術をしてから今日までに2回生理が来た。
1度目は手術をした翌日3月16日に、2度目は4月16日だ。
手術前の生理について
これまで生理不順とはほぼ無縁な人生を送ってきていた。
さすがに手術後には周期が崩れるだろうと思っていた。
しかし≪腹を切り、14cmもの物体が突然卵巣から消える≫というとんでもない変化が起こったにも関わらず、
手術翌日に予定通り生理が来た時には、我が子宮ながらその図太さに感心した。
手術前の生理を振り返ると…
- 動けないほど痛くなるのは年に1~2日程度で、おおかた鎮痛剤を飲めば普段通り過ごせていた
- PMSによるイライラがかなり激しい
- ささいなことが気に障り、2か月に1回くらいのペースで自分でも抑えきれないほどの怒りの感情に襲われていた(ちなみに対象は99%夫…ごめん)
- 必ず便秘になっていた
生理はそこまで重くない方だと思っていたが、
卵巣嚢腫が無くなれば、憂鬱な生理の症状が少し改善するかなと期待していた。
手術後の生理について
手術した翌日にきた生理は、体の状態がイレギュラーすぎてどれが生理の症状か全くわからないので除外する。
その後の生理と以前の生理と比べてみると…
- 痛みの強さに関しては術前のほぼ変わらず、鎮痛剤を飲めば普段通りすごせる
- PMSによるイライラはほとんど変化(改善)は感じられない
- 便秘は改善されたかも…!
一番大きな変化を感じたのは便秘に関してだ。
生理中は必ず便秘になっていたので、生理の時はそういうものなのだと長年思っていた。
しかし今回、記憶に残っている限りでは初めて、生理中なのに快腸だったのだ。
私の嚢腫はかなり大きく、腸や膀胱を圧迫していたらしいので、それが無くなったことによる変化なのだろうか。
便秘になると肌荒れや体重増加はもちろんだが、何よりもテンションが下がるので改善されてかなり嬉しい。
術後の生理はまだ2回しかきていないので、この変化が一時の体調によるものなのか、ずっと続くものなのかまだ判断はつかない。
手術から5年経過
ここまでが2016年、手術を受けた後に書いた文章だ。
この記事を再投稿している現在は2021年。
手術から5年が経った現在の生理の状況について考えてみる。
- 動けなくなるほど痛くなるのは半年に1回くらい、生理の重さは月ごとに異なる
- PMSによる精神的な症状はサプリを飲んでだいぶ改善されている→後日詳しく書く予定
- 生理中の便秘は解消している
生理の重さやPMSについては手術の影響はあまり無かったのかなーという印象だ。
ただ30歳を過ぎ、昔よりも生理やPMSと上手に付き合えるようになったのかなと思っているので、
このあたりは後日体験談をまとめたい所存。