卵巣嚢腫入院3日目(手術前半)

アドセンス

いよいよ手術当日を迎えた。
前日の21時から禁食、当日の朝9時からは完全に飲食禁止となった。

手術は12時半スタートの予定で、家族は11時ごろに来院するようにと伝えられていた。
特にすることもなく、家族と談笑しながら時間を待った。
談笑しつつも手術直前に打つ硬膜外麻酔が憂鬱で憂鬱でならなかった。
看護師さんの話しによるとかなり痛いらしく、しかも背中から打つという完全に未経験の領域…恐ろしすぎる。
緊張のせいかやけに口の中が乾いて、何度も水でゆすいだ。

手術時間は早まることもあると聞いていたが、12時前にはお迎えの看護師さんが来た。
5階の病室から3階の手術室まで歩いていく。
不安で泣きそうになるが、
“普段見られないような所が見られるから、社会科見学の気持ちで!”
と手術経験者の友人がアドバイスしてくれたので、必死にその言葉を思い出しながら手術室に入室した。

名前や生年月日を入念に確認され、すぐに2人がかりで服を脱がされあっという間に手術着になった。
そしてベッドに横たわる。
そこへ主治医の先生が登場した。
先生の顔を見たら今まで堪えていた涙が一気に出た。
先生の事は信頼していたけれど、あまりにも未知すぎてこれから自分に起こること全てが不安に感じた。

「最初は縦に切ると言いましたが、なんとか横でやってみますね。」

とのこと
(当初、傷の目立ち方の関係で縦よりも横切開を希望していたが難しいと言われていた。)

“そんなの今言われても余裕がなくて喜べねぇよ”と涙でむせつつ

「ありがとうございます。お願いします。」
と言うのが精一杯だった。

そして横を向いて背中を丸めるように指示をされ、膝と頭を固定される。
ついに硬膜外麻酔を打つ時がきた。
消毒等が済むと
「最初が一番痛いですからね。」
と前置きをされる。
私はふうーーっと息を吐いた。

針を刺されるのはそこまで痛くなかった。
なんだこの程度か、と安心した途端急激に痛くなった。
麻酔液の注入だ。
思わず

「痛い…いたい…いたい…」

と声と涙が漏れた。
その後も何度か注射をされ、麻酔液の注入の度に今まで経験したことの無い種類の痛みを感じた。
例えるなら筋肉の繊維の間に痛みを発する液体が染み込んでいくような感覚だった。
(表現力が無さすぎる…)

硬膜外麻酔が終わり、仰向けになると酸素マスクが付けられ「眠くなりますよ」と声をかけられた。
マスクを付けられた途端にものすごくむせてしまったのが手術前最後の記憶だった。

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卵巣嚢腫入院3日目(手術後半)

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